統合失調症について

統合失調症とは

統合失調症は、脳の神経ネットワークにトラブルが生じた結果生じる脳の機能障害で、約100人に1人の確率で発病すると言われる珍しくない病気です。
世間では「普通の話も通じなくなる」「不治の病」という誤ったイメージがありますが、この病気の治療は日々進歩しており、現在では治療可能な病気です。
原因として、遺伝要因及び環境要因があると考えられています。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病と同じように、早期発見や早期治療、薬物療法と本人・家族の協力の組み合わせ、再発予防のための治療の継続が大切です。 最近では、脳の構造や働きの微妙な異常が原因と考えられるようになってきています。

主な統合失調症の症状

  • いない人の声が聞こえる
  • 誰かに嫌がらせをさせているようなに感じる
  • 誰かに悪口を言われているように感じる
  • 誰かに終日監視されているように感じる
  • 自分の考えが周囲にテレパシーで伝わっているように感じる
  • 自分の言動が誰かに操られているように感じる
  • ストレスを感じると体が固まってしまう
  • 考えや話している内容がまとまらない
  • 周りの状況に合わせた豊かな表情がつくれない

当院に勤務する高橋医師は、再発を繰り返す統合失調症の方の治療や社会復帰活動を、大学病院精神科デイケアで臨床と研究を行ってきました。
統合失調症は、早期発見や再発防止を第一に考えています。

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