オリジナル記事 ADHD・大人の発達障害

江東区・亀戸でADHD・発達障害のご相談|受診の目安と診察の流れを精神科医が解説

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江東区・亀戸でADHD・発達障害のご相談|受診の目安と診察の流れを精神科医が解説
この記事でわかること

ADHD(注意欠如・多動症)とは、不注意(うっかりミス・忘れ物など)、多動性(落ち着きのなさ)、衝動性(考える前に行動してしまう)といった特性により、生活や仕事にさまざまな困りごとが生じる状態のことです。子どものものと思われがちですが、大人になってから特性に気づき、受診を考える方も少なくありません。

この記事では、「自分はADHDかもしれない」「家族がそうかもしれない」と感じたときに、受診を考える目安、診察の流れ、費用や制度について、江東区・亀戸駅徒歩3分のひびきメンタルクリニックの精神科医の監修のもと解説します。

はじめにお伝えしたいこと ADHDの特性は誰もが多かれ少なかれ持っているもので、グラデーションのように連続しています。この記事のチェック項目に当てはまるからといって、ただちにADHDというわけではありません。医学的に大切なのは、特性そのものではなく、特性によってご本人が困っているか、生活や仕事に支障が出ているかです。

ひびきくん
解説役の「ひびきくん」です。受診を迷っている方の不安が少しでも軽くなるよう、一緒に見ていきましょう。

この記事でわかること

  • 大人のADHD(発達障害)でよくある困りごとと、その背景
  • 精神科・心療内科の受診を考える目安
  • 当院を例にした受診の流れ(予約から診察まで)
  • 費用と、負担を軽くできる可能性のある制度
  • 江東区・亀戸エリアからのアクセス

ADHD(大人の発達障害)とは

ADHDは「注意欠如・多動症」と訳される発達障害のひとつで、次の3つの特性が知られています。

  • 不注意:忘れ物・ケアレスミスが多い、集中が続かない、段取りが苦手
  • 多動性:じっとしているのが苦手、そわそわと落ち着かない
  • 衝動性:思いついたことをすぐ口にしてしまう、順番を待つのが苦手

生まれつきの脳の働き方の特性が関係していると考えられており、育て方や本人の努力不足が原因ではないとされています。

なぜ「大人になってから」気づくのか

子どものころは、学校生活の枠組みや周囲のサポートに支えられて、特性が目立たないまま過ごせることがあります。しかし社会に出ると、仕事の段取り・書類の管理・マルチタスク・締め切りなど、特性が影響しやすい場面が一気に増えます。その結果、「ミスが多い」「約束を忘れてしまう」といった形で困りごとが表面化し、大人になってから相談に来られる方が少なくないと考えられています。

なお、ADHDとASD(自閉スペクトラム症)の両方の特性を併せ持つ方も一定数いるといわれています。発達障害全般の解説や、ASD・ADHDの特性が日常で表れやすい5つのサインの記事もあわせてご覧ください。

場面別・よくある困りごと早見表

場面よくある困りごとの例関係しやすい特性
仕事ケアレスミスの繰り返し、締め切りを守れない、会議に集中できない、マルチタスクが苦手不注意
家庭・生活片づけられない、忘れ物・なくし物が多い、支払いや手続きを先延ばしにする不注意・衝動性
対人関係話を最後まで聞けない、思ったことをすぐ口にして衝突する、約束をうっかり忘れる衝動性・不注意
気持ちの面失敗が重なって自信を失う、「自分はだめだ」と責めてしまう、気分の落ち込み二次的な影響

特に気持ちの面の項目は、ADHDそのものというより、うまくいかない経験が積み重なった結果として生じる二次的な影響と考えられています。この段階で気づき、対処を始めることが大切です。

こんなことが続いていませんか(セルフチェックの例)

ひびきくん
あくまで「気づきのきっかけ」です。当てはまる数で診断が決まるものではありません。
  • 仕事や家事で、うっかりミスを何度も繰り返してしまう
  • 大事な予定や約束を忘れてしまうことが多い
  • 部屋や机の上を片づけられず、探し物に時間を取られる
  • 作業に取りかかるまでに時間がかかり、締め切りに間に合わない
  • 会議や授業など、じっと座っている場面が苦痛に感じる
  • 思ったことをつい口にしてしまい、後悔することがある
  • 上記のような失敗が重なり、気分の落ち込みや不安が続いている

※このチェックは診断ではなく、ご自身の状態を振り返るための目安です。当てはまる項目があっても、ただちにADHDというわけではありません。

受診を考える目安

次のような状態が続いているときは、精神科・心療内科への相談を検討するタイミングと考えられます。

  1. 生活や仕事への支障が続いている:ミスや忘れ物が原因で、仕事の評価や人間関係に影響が出ている
  2. 自分なりの工夫に限界を感じている:メモやリマインダーなどを試しても、困りごとが解消しない
  3. 気分の落ち込みや不安を伴っている:眠れない、食欲がない、自分を責め続けてしまう

特に3つ目のようにこころやからだの不調を伴っている場合は、一人で抱え込まず、早めの相談をご検討ください。受診は「診断というレッテルを貼られること」ではなく、ご自身の特性を正しく理解し、必要なサポートにつながるための手段のひとつです。

受診の流れ(当院の場合)

江東区亀戸のひびきメンタルクリニックを例に、初めて受診される場合の流れをご紹介します。

  1. お電話でご予約:当院は予約制です。ご予約はお電話のみで承っています(診療時間内にお電話ください)
  2. ご来院・受付:健康保険証などをご提示のうえ、問診票をご記入いただきます。初診の方の受付締切は17時です
  3. インテーク面談:心理士が、現在のお困りごとやこれまでの経過を丁寧にお伺いします
  4. 医師の診察:精神科医が診察し、必要に応じて今後の方針についてご説明します
  5. 次回予約・お会計:必要に応じて次回のご予約を承ります

詳しくは受診の流れのページをご覧ください。持ち物や受付時間など、初めての方へのページにもまとめています。

診察後のサポートについて

診察の結果やご本人の状態に応じて、次のような対応を行っています。

  • 生活・環境の工夫の相談:特性と環境のミスマッチを減らす工夫(タスクの分割、リマインダーの活用、刺激の少ない作業環境づくりなど)を、診察のなかで一緒に考えていきます
  • 薬物療法:医師の診察のうえ、症状に応じて必要と判断した場合に処方します。ご不安な点は遠慮なくご相談ください
  • 各種心理検査:必要に応じて、状態の把握に役立つ心理検査をご案内する場合があります。検査の要否や内容は、診察のなかで医師が判断します

これらの対応は、お一人おひとりの状態に応じて個別にご提案します。また当院では、日本精神神経学会などの学会が示す診療ガイドラインや、厚生労働省が公開する情報等も踏まえながら、診療にあたっています。

ADHDの特性は、環境しだいで強みとして生きる場面もあります。目標は特性をなくすことではなく、特性と上手に付き合いながら、ご自身が過ごしやすい状態を整えていくことです。

費用と利用できる制度

  • 保険診療:当院では健康保険を使った保険診療を中心に行っています。費用はご加入の保険・自己負担割合・診療内容によって異なりますので、詳しくは受付・診察時にお尋ねください

自立支援医療(精神通院医療)について

自立支援医療(精神通院医療)は、精神疾患のために継続して通院治療を受ける方の医療費負担を軽くする公的な制度です。ADHDをはじめとする発達障害での通院も、対象になる場合があります。

  • 制度の対象になると、通院にかかる医療費の自己負担が原則1割に軽減されます(通常3割負担の場合)
  • 世帯の所得などに応じて、1か月あたりの自己負担額に上限が設けられています
  • 申請の窓口はお住まいの市区町村(保健所・保健相談所など)で、医師の診断書等の書類が必要です

対象になるかどうかは、症状や通院の状況によって異なります。制度を利用できそうか、申請をどう進めればよいかを含めて、診察時にお気軽にご相談ください。

そのほか受診に関する疑問は、よくある質問のページもご覧ください。

江東区・亀戸エリアからのアクセス

ひびきくん
亀戸駅の東口から歩いてすぐです。通いやすさは、続けやすさにつながります。

ひびきメンタルクリニックは、JR総武線・東武亀戸線「亀戸駅」東口より徒歩3分の場所にあります(東京都江東区亀戸6-57-19 丸宇本社ビル6階)。

  • 電車の場合:JR総武線で錦糸町駅・平井駅から1駅、東武亀戸線もご利用いただけます
  • バスの場合:都営バス「水神森」バス停より徒歩1分

江東区内はもちろん、墨田区・江戸川区など近隣エリアからも通いやすい立地です。地図や道順の詳細はアクセス・診療時間のページをご覧ください。

通院は一度きりではなく続いていくものだからこそ、無理なく通える場所を選ぶことも大切なポイントです。

よくある質問

江東区・亀戸周辺でADHDの相談をしたい場合、何科を受診すればよいですか?

精神科・心療内科が相談先となります。当院はJR亀戸駅東口より徒歩3分の精神科・心療内科で、ADHDを含む発達障害の診療を行っています。予約制のため、受診の際はまずお電話でご予約ください。

診断を受けていなくても、「ADHDかもしれない」という段階で受診してよいですか?

はい、診断の有無にかかわらずご相談いただけます。「仕事のミスが続いてつらい」「片づけができず生活に支障がある」など、困りごとベースでのご相談で問題ありません。受診したからといって、必ず診断がつくものでもありません。

ADHDの診察に健康保険は使えますか?

当院では健康保険を使った保険診療を中心に行っています。費用はご加入の保険や診療内容によって異なります。また、通院による継続的な治療では自立支援医療などの制度を利用できる場合がありますので、診察時にご相談ください。

ADHDかどうか調べる検査は受けられますか?

当院では、必要に応じて心理検査をご案内する場合があります。検査だけで診断が決まるものではなく、検査の要否や内容は診察のうえで医師が判断します。まずは診察で、現在のお困りごとやこれまでの経過をお聞かせください。

まとめ

  • ADHDは不注意・多動性・衝動性を特性とする発達障害で、大人になってから気づく方も少なくありません
  • チェック項目に当てはまること自体より、困りごとが続いているかどうかが受診を考える目安になります
  • 受診をきっかけに、ご自身に合った工夫やサポートを見つけていくことができます
  • 気になる症状が続く場合は、お近くの精神科・心療内科など医療機関へご相談ください。当院でも、亀戸駅東口徒歩3分でご相談を承っています(ご予約はお電話にてお願いいたします)
ひびきくん
「なんで自分だけ」と責める前に、まずは特性を知ることから。一人で抱え込まないでくださいね。

ADHD・大人の発達障害のカテゴリページでは、症状や当院でのサポートについてさらに詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

気になる症状が続くときは、一人で抱え込まずご相談ください。

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